2010年11月3日水曜日

おんぶに抱っこはスキンシップ

だっこ、生後間もないころは、もっぱらです。可愛いですね。そして次第に外に出たがるようになります。
子供は外に出て体力をつけよう・・といった記事が新聞にありましたが、本来は外に出て動き回りたいのでしょうか。そうして成長と共に体力を付けていくのでしょう。誰が教えるでもなく自然の営みはすごいですね。
それを、外は危ないとか、お稽古ごとで子供が自由に遊び回る機会が失われているよう思いませんか。

2010年9月2日木曜日

水分補給にほうじ茶

今年は、猛暑日の日数が最多だったそうです。水分補給に気を付けて、水ばかりでなくほうじ茶も良く飲みました。

お茶でも、ほうじ茶は、他のお茶に比べてカフェインの含有量が少ないのです。
ほうじ茶の中に含まれるカフェインの量は、コーヒーや紅茶や緑茶、コーラ等に比べると、とっても少ないので安心して飲めるお茶なのです。

病院などで出されるお茶も、ほうじ茶を使っているところが多いようです。ですので、赤ちゃんや小さなお子さん、妊娠中の妊婦さんからお年寄りまで美味しく健康的に飲めるお茶なのです。


■栄養成分
普段、私たちが飲んでいるお茶には、ほうじ茶を含めて、次のような成分、効能があります。

カテキン  :殺菌作用・がん予防・高血圧の予防・動脈硬化の予防・老化防止
ビタミンC :ストレス解消・風邪予防・美肌効果(カロチンとともに)
カフェイン :疲労回復・眠気スッキリ・利尿作用・強心作用
ほうじ茶は焙じることによって、カフェインの量が少なくなりますので、カフェインのもつ効能は、他の緑茶に比べると少なくなります。
他方、体の中のナトリウムを外へ排出してくれるカリウムが多く含まれています。
カフェインが少ないので、胃がもたれたりすることもほとんどないですね。
フッ素   :細菌撃退・歯垢の付着防止
ミネラル  :新陳代謝を活発に
アミノ酸  :テアニンという成分によるリラックス効果
多糖類   :血糖値を下げる作用

また、コレステロールや中性脂肪を低下させる効果が期待できます。

2010年7月18日日曜日

江戸前

お寿司屋さんの暖簾に 江戸前寿司 と書かれているのをよく見かけます。
江戸前ですが、
江戸前という言葉は、江戸城の前を意味し、羽田沖から江戸川河口周辺までの沿岸部を指していたと言われています。
東京湾を南に北に行き来して広い範囲で漁が行われるようになると、江戸前の範囲も徐々に曖昧になってきました。
そこで2005年、水産庁の「豊かな東京湾再生検討委員会食文化分科会」が、“東京湾全体でとれた新鮮な魚介類を江戸前とする“と定め、三浦半島の剣崎(神奈川県三浦市)と房総半島の洲崎(千葉県館山市)を結ぶ線より内側をすべて江戸前とし定義して統一しました。
観音崎(神奈川県横須賀市)と富津岬(千葉県富津市)を結ぶ線を境に、内湾と外湾を往来する穴子・キス・スズキなどは勿論のこと、外湾で獲れる伊勢海老や鮑も現在は江戸前として流通しています。

穴子:江戸前穴子は肌があめ色をしていて、皮も柔らかく脂ののりがよいです。
江戸前白ミル貝:食感が良く、刺し身が美味しいです。
コマガレイ:東京湾の砂地に棲む内湾性の魚で、身質がきめ細やかです。
キス:あっさりとした白身で、天ぷらや焼き物がおすすめです。かっては江戸前の代表的な魚でしたが、近年は数がめっきり減りました。

江戸前寿司の職人技によって高められた粋な料理、ヅケや〆、焼きなどの寿司も江戸前として長く楽しまれてきました。そうした寿司の仕事は冷蔵技術が発達していなかった時代に生まれた文化です。
(ISETAN STYLE)

2010年6月20日日曜日

シミの対策

日差しも強くなってくると、日焼けが気になってきますね。

シミの原因:一番は紫外線です。
肌が紫外線を浴びると、肌を守るために、メラノサイトがメラニンを作ります。メラニンは肌を守るのです。しかし、これが過剰になるとシミになるのです。

紫外線には2種類あります。
UV-A:これは肌の奥まで侵入して、ハリや弾力性を保つ繊維を破壊します。長い間の蓄積がシワの原因になります。
UV-B:日焼けで肌が赤くなったりして、シミの原因になります。

紫外線の量は、季節によって違います。
夏に多く、冬に少ないです。
冬は少ないとはいえ、夏のピーク時の半分以上の量が降り注いでいます。
したがって、肌の手入れは通年を通して行う必要があります。
日中は紫外線を防ぎ、夜にはシミを薄くする美白にする。

冬は紫外線が少なく、したがってメラニンの量も少ない。それを過ぎた春先は、肌は無防備状態ですから紫外線を通しやすいので、紫外線を防ぐことが大切です。
夏を過ぎた秋は、メラニンをため込んでいますので、コスメで夏に受けたダメージを残さないようにすることです。

化粧品:シミ対策でどこにポイントを置くかの違いがあります。
肌が刺激を受けると、肌を守るためにメラニンを作れというホルモンが発生します。その信号を受けるアンテナがメラノサイトにあるので、その受信を遮る成分を使う化粧品。
メラノサイトがメラニンを作る作用を抑制する成分を使う化粧品。
といったものがあります。

シミ対策に良い食品:抗酸化作用の強い食品がよいです。これは美容だけでなく健康にもよいわけです。
ビタミンC・・みかん、レモンなど
ビタミンE・・アーモンド、アボカドなど
βカロテン・・かぼちゃ、人参など
ポリフェノール・・赤ワインなど

2010年5月19日水曜日

枝豆

枝豆は、栄養もすぐれ、疲労回復、アルコール分解を促して肝機能を助ける・・・
夏場にもってこいですね。・・でもオールシーズンいけますね。

大豆は古くから栽培されていましたが、食べるようになったのは江戸時代からといいます。
枝豆という名前は、完熟前の大豆を、枝つきのままゆでて食べることから、付きました。

ところで枝豆というのは大豆の未熟の状態のことで、栄養的には豆と野菜の両方をもった緑黄色野菜になるのです。
枝豆にはタンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、食物繊維、鉄分などが豊富に含まれているのです。

・ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変え、体内で疲労物質に変わるのを防ぎ、新陳代謝を促し、疲労から来るスタミナ不足の解消に効果があります。
・食物繊維は、便秘の改善に、鉄分は悪性貧血の予防によいです。
・また枝豆には、大豆には含まれていないビタミンA、ビタミンCも含み、枝豆のタンパク質に含まれるメチオニンはビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールの分解を促して肝機能の働きを助けてくれます。飲み過ぎや二日酔いを防止する作用があります。
夏場に好んでビールのつまみとして食べられるのはこのような理由からでしょう。

2010年4月22日木曜日

少子化について

このところ幼い子の不幸が続いています。車に置きライターを置き忘れての被害や実母をはじめとした子供への虐待など、なんとも痛ましいことです。

子育ては素晴らしいですが、少子化とは残念なことです。
少子化は、社会のいろいろな面に歪をもたらします。何事も増えればよいというものでもありませんが。

人も生き物です。動物にしろ植物にしろ、生のあるものは種の継続をするように出来ているのです。人も子を産み育てるのは自然の摂理といえましょう。

子育てに希望を持てるようにあってほしいいです。
子供を育てると、自分がどのように育てられてきたか・・まさに親の愛に思いが行きます。
人が子供を産み育てるということは、ごく自然のことと思います。
この世に生のあるものは、動物に限らず、植物も自然の力によって種の維持を図るようにできている、これが、地球上において生のあるものの定めなのです。

今の社会では、会社は経費節減で社会保険加入要件を下回る雇用の仕方をしている。
また、働く人は、出産・育児に精力を注いでいては競争社会で遅れをとる。

これでは、生まれてきた子供も同じ思いをすることになる。
子どもはかわいい。親たちに幸せをもたらしてくれる。あどけない姿を見ていると本当に可愛い。
子どもが幸せになれる希望が持てるとよい。だが、現在の自分のおかれた状況からみて、希望を持てない。・・・これでは子を生むことに躊躇するでしょう。

どうしたら子を産み育てても良い、と思うようになるでしょうか。
その気になるには、先々に夢を描ける、子を産んでよかったと思える未来を期待できるということでしょう。

2010年3月13日土曜日

動脈硬化

動脈硬化は、動脈にコレステロールなどの脂肪分がたまり、内腔が狭くなることをいいます。その結果、血行障害を起こし、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などを引き起こします。

動脈硬化を引き起こす原因は、
コレステロール、中性脂肪(トリグリセライド)血症、高血圧・血糖病、喫煙習慣など

コレステロールは2種類あります
悪玉コレステロール(LDL)・・血管壁に沈着して動脈硬化を引き起こす
善玉コレステロール(HDL)・・血管壁からコレステロールを取り除く

動脈硬化は生活習慣病ですから、自分の健康を自分で管理することです・・自己治療(セルフメディケーション)
食生活の改善や禁煙が予防に効果的です。
脂肪分を控えめに・・
肉類は悪玉コレステロールを増やす
調理は揚げ物より、網で焼く、茹でるなど油を少なくする工夫を
糖質(炭水化物)は中性脂肪を増やす


動脈硬化の予防・改善に
食物繊維の摂取量・・1日当り20~25g程度
毎日の献立・・野菜、海藻類、キノコ類、いも、こんにゃく、豆類などを取り入れる
肉は控えめに魚を主に
お酒・・お酒に含まれるエタノールは、末梢の血管を広げ、血液の循環を良くする
日本酒では1合、ビールなら中瓶1本、ウイスキーならダブル1杯程度は善玉コレステロールを増加させる
喫煙を止める

2010年2月13日土曜日

かぶ

かぶ・・これも真っ白な姿を見ると、そしてソフトタッチの柔らかみの感じから色白の素敵な姿が浮かんできます。
かぶは、浅漬け、煮物やみそ汁などでよく食べました。塩加減のよい漬物は歯触りも良く美味しいですね。また味噌汁では柔らかい感触です。近頃では口にすることが少なくなってきているようですが。

農薬を浴びた野菜の輸入や産地偽装が問題になり、食品表示について、農産物は「原則として化学的肥料及び農薬は使用しないこと」(農林水産省HP)とし、
そして「有機・低農薬野菜」のような表示は、農家などの生産者が申請して認定機関の認定を受けることによりできるのです。

以前はそんな心配をしたことがありませんでした。
かぶというと、おふくろの味で、浅漬け、澄まし汁などで食したことを思い出します。

かぶ(蕪):アブラナ科、越年草。別名にカブナ、カブラナ、スズナ(鈴菜)など多数。
根は多くの場合白色だが、赤色で赤蕪と呼ばれるものもあり

春の七草の”すずな”はかぶのことです。”すずしろ”は大根。よく並んで語られ、大根に似ていることから、その仲間と思われがちですが、かぶは同じアブラナ科でもはくさい、こまつななどと祖先を共にする野菜です。


原産地:アフガニスタンあたりか、これに地中海沿岸の南ヨーロッパを加えた地域が原産地と言われています。

ヨーロッパで紀元前から栽培され、今では世界中の温帯地方で広く栽培されています。
日本には、弥生時代に大陸から伝わったといわれています。
「日本書紀」に持統天皇の7年(西暦693年)に五穀(主食)を補う作物として栽培を奨励されています。

用途:
根を食用とするほか、茎や葉などの地上部も青菜類と同様に利用されます。
固いので煮物や味噌汁・シチューの具材として利用されます。加熱すると、一転して非常に柔らかく、口内でとろけるようになる。また、浅漬け、糠漬け、千枚漬け(聖護院かぶら)、酸茎などの漬物に加工される。一般家庭では浅漬けが手軽にできる。


栄養素:
葉-ビタミンA(カロテン)やC、カルシウム、鉄が豊富。

出荷:通年で出荷されますが、3~5月および10~11月が特に多いです。
   東京市場では千葉が最大、次いで埼玉。両県で大半を占めています。

主な品種:
金町小かぶ(かなまちこかぶ)-東京金町付近原産で、最も生産量が多い。通年栽培可能で、根は白く柔らかいのが特徴 です。
聖護院かぶ(しょうごいんかぶ)-日本最大とされ、白くて丸い。京都名物千枚漬けの材料。大きいものは重さ5kg 程あります。

2010年1月22日金曜日

白菜

身近な白菜は今が旬、水分90%といわれますので、なんとなく健康にも美容にもよいようなイメージがありませんか。
冬の鍋で沢山食べても安心ですね。
大晦日には家族ですき焼き鍋を囲んだものです。普段は青背の魚中心でしたが、大晦日には牛肉の上等のところを奮発しました。・・余談ですが、このスタイル、半世紀をはるかに超えていますが未だにこれといった病に取りつかれていません。有難いことです・・

すき焼きといえば旬の白菜がつきもの、そして漬物・・ちょいと調べてみました。

白菜:Chinese cabbage(英)

品種:
アブラナ科アブラナ属。中国が原産。
キャベツと同様、結球する品種と結球しない品種がありますが、 日本で普通に白菜といっているのは結球または半結球するタイプです。

我が国への導入:
日本には明治初年に導入されました。
日清・日露戦争に従軍した日本の農村出身の兵士が中国大陸で白菜を食べて、その大きさや味に感心したのが全国的に広まるきっかけとなりました。

中国から各地に導入された種をもとに、宮城、愛知、石川で、それぞれ松島群、野崎群、加賀群という、日本の白菜を代表する三大品種群がつくり出されました。

明治末期から大正にかけて、宮城県の沼倉吉兵衛が宮城県農業高等学校と伊達家養種園で芝罘白菜(チーフ白菜)の導入に成功しました。松島湾の馬放島という小島で隔離育種したので、松島白菜の品種名を与えられました。農家は島で採取した種を得て栽培し、仙台白菜の名で出荷しました。

同時期に愛知県名古屋市中川区大蟷螂町付近で野崎徳四郎(キャベツやカリフラワーの普及にも関与)が山東白菜の改良を進め、現在のように結球するハクサイができたといわれています。

昭和に入って石川県でも栽培が軌道に乗り、これで現在の主要系統である松島群、野崎群、加賀群という三大品種群が作り出されたことになります。


栄養素:
白菜にはビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル、他にイソチオシアネート(アブラナ科(大根、かぶなど)の辛味成分)なども含まれています。
イソチオシアネートは、消化の促進、血栓の予防、ガンの予防などの作用が知られています。
これらの栄養成分から白菜の効能としては美肌効果、風邪の予防、便秘の改善、利尿作用、動脈硬化やガンの予防などが挙げられます。

昨今、野菜というと、農薬、産地偽装などの問題が噴出してきましたが、生産者の顔が見えると安心ですね。有機低農薬栽培などが普及してきているのは良いことです。

出回り期:
全国生産の半分以上が茨城県です。ただし、白菜は暑さに弱いのですが、きちんと結球させるためにはある程度の気温も必要なので、地域によって採れる時期が決まってきます。
7月から10月は長野県
11月から1月は茨城県
2月から3月は兵庫県のものが主に出回ります。

2010年1月7日木曜日

水分を小まめに補給しましょう

水分が不足する血液サラサラでなくなりますので、小まめに水分補給をしましょう。
水が無いと、地球上の生き物は、存在できないですね、動物も植物も。
普段は特別に意識することなく水を使っています。でも私たちは水に生かされているのですね。地球上の生物の全てが。小まめな水分補給が大切です。

健康維持に、水分補給は、大切ですね。
美容・美肌の話も盛んで、保湿保湿と言われますが、体内の保湿も大切です。

人はペットボトル18本分の水分を身に付けているそうですが、ほんとかしら、とも思われますが。人の体重の大凡60%が水分といわれています。
体重が60kgの人は36リットル、2リットルのペットボトル18本の水が体内にあることになります。
その体内の水分が1 %不足するだけで、猛烈にのどが渇き、血液はドロドロになり、高血圧、糖尿病の危険性が高まるのだそうです。
腸には老廃物が溜まり、代謝機能が低下します。

では、人が必要とする水の量はどのくらいでしょうか。
成人で体重1kg当たり50ml、体重60kgの成人だと 60kg×50ml/kg=3000ml=3リットルということです。

食事で摂っているのが1日1.5リットルといわれますので、残りの1.5リットルを水で飲む必要があるわけです。

水を飲むのも、日中こまめに飲むのがよいということです。集中して飲むと、胃腸に負担がかかるというのです。

夏には特に気を付けて、こまめに水分を補給しましょう。夏は汗をかき、脱水症、熱中症など注意が怠れないです。
冷たい水を飲むと、体を冷やします。冷蔵庫から出したときはある程度暖まってから飲むと良いでしょう。


ところで、水には硬水と軟水があります。その違いは、硬度によります。
硬度とは、水に含まれるカルシウム量とマグネシウム量のことで、おおよその目安は  100mg/L 以下  軟水
  300mg/L 以上  硬水
の通りです。

日本は昔から軟水を料理に使ってきました。だしを取って煮物や吸い物にしたり、ご飯を炊くのも軟水です。
欧米は多くが硬水です。硬水では、だしなどの旨み成分が溶け出しにくいため、オープンで焼いたり、ワインや牛乳で煮込むなど、水をそのまま使わない料理が多いです。